ジンバルというと海外製品が多いのが現状ですが、今回は日本製のカメラ用3軸ジンバル TH-G3をレビューしていきます。
日本企業 Libec(平和精機工業)から2020年の1月に発売されたばかりの商品で、カメラの重量は0.5kgの小型のものから3.6kgまでの重たいカメラまで対応している商品です。
Libec 小型カメラ用3軸ジンバル TH-G3 スペック
カメラの対応重量 | 0.5kg〜3.6kg |
---|---|
連続使用時間 | 18時間 |
Libec 小型カメラ用3軸ジンバル TH-G セット内容
いろいろ、アクセサリーも発売されているようですが、基本的なセットは以下とおりです。
- ジンバル本体 ×1
- ミニ三脚 ×1
- バッテリー充電器と充電ケーブル ×1
- バッテリーケース ×1
- スライドプレート ×1
- ショルダーストラップ ×1
- カメラネジ ×1
- カメラコントロールケーブル ×4
- 専用収納ケース ×1
- TH-G3 取扱説明書 ×1
となっています。
Libec 小型カメラ用3軸ジンバル TH-G3 レビュー
まずはカメラのセットアップ方法から紹介していきます。
まずは充電器で18650電池を充電します。
ケーブルは付属していますが、ACアダプターは付属していないためUSB(タイプA)対応のACアダプターが必要です。
推奨アダプタは5V 2000mA となっていて、充電時間はアダプタの出力によって変わってきます。
充電が終わったら、ジンバル本体に18650電池を入れていきます。
挿入向きはこのような感じで、わかりずらいですが電池の入れる部分に+と−のマークが入っています。
次にカメラをスライドプレートに装着します。
プレートの裏側にはカメラ側をどっちにすればいいかの記載があり、わかりやすいです。
次にスライドプレートをジンバルに装着していくのですが、ここでカメラのサイズによって幅が調整できるようになっていました。
カメラのサイズに合うように調整したら、カメラプレートをスライドさせならがジンバルに装着していきます。
これで装着完了です。
持ち方は3種類
撮影するときの持ち方は3種類です。
ジンバルのボタンを押すことによりモードを変更することができます。
トップダウンモード
いちばん使う持ち方でしょうか。
一眼レフカメラの液晶にうつっている映像を確認しながら撮影できます。
ボトムアップモード
低いアングルでの撮影ができるモードです。
低い目線での撮影ができるので、ペットの撮影などにもいいかもしれません。
ペンライトモード
自分の目線より少し下のアングルでの撮影につかうといいかもしれません。
デメリットは、カメラの重量が腕に直接つたわるので、少し腕に負荷がかかると感じました。
専用のアプリあり
専用のアプリをインストールすることで、スマートフォンからジンバルを操作することができます。
三脚を立てて、スマホから遠隔操作してコントロールしながら撮影する使い方も可能です。
実際にアプリを使って、ジンバルを操作しているGIF動画↓
Libec 小型カメラ用3軸ジンバル TH-G3 製品詳細動画
Introducing Libec's New TH-G3 MULTI-ACTION GIMBAL from LTV - Libec TV on Vimeo.
メーカーの製品紹介動画がとてもわかりやすいので、こちらの動画も参考にしてみてください。
使用した感想・レビュー まとめ
駆動時間が長い
駆動時間が最長18時間と長いのはおすすめポイントです。
満充電にしておけば、旅先で再度充電する必要がないので、バッテリー充電器を持ち歩かないでも大丈夫です。
操作は簡単
一眼レフカメラ対応のジンバルは初めて使用したのですが、操作がとてもかんたんだと思いました。
ほとんど説明書を読まないでも、本体をみるだけでなんとなく使い方がわかる感じです。
とても使いやすい商品です。
日本製で価格が安い
中華製と比較すると日本製は価格があがるの一般的ですが、5万円程度で購入できるのでコスパはいいと思います。
また日本製と聞くとなんとなく安心感もありまし、保証もしっかりとしているのもいいですね。
総評
日本製ということや、価格面を考えて、はじめて購入する一眼レフカメラのジンバルとしておすすめの商品だと思います。
興味のある方はチェックしてみてください。