
今回はBETA FPV Cetus Pro FPV Kitをレビューしていきます。
BETA FPV Cetus Pro FPV Kit 開封レビュー

外箱をあけると収納ケースが入っています。素材がとてもおしゃれでいい感じですね。

箱をあけるとこのような感じで収納されていました。
送信機、FPVゴーグル、ドローン本体、すべてバンドでしっかりと固定されているので安心して持ち運びができそうです。
BETA FPV Cetus Pro FPV Kit セット内容

- Cetus Pro ブラシレスドローン × 1
- LiteRadio 2 SE 送信機 (Frsky Protocol) × 1
- BEATFPV VR02 FPV ゴーグル × 1
- BT2.0 450 mAh 1S Lipo Battery × 2
- BT2.0 Battery Charger and Voltage Tester × 1
- USB Charging Cable (Type-C) × 1
- タイプCのケーブル × 1
- プロペラを取り外す工具 × 1
- 40mm 3-Blade 予備のプロペラ(Replacement) × 4
- 収納ケース × 1
機体の外観


機体の裏側にはLEDや高度を維持しながらホバリングするためのセンサー類がついています(上の画像の右側にあるレンズみたいなやつ)
送信機の外観

送信機にはデフォルトでスティックホルダー付き。これがあると持ち運びの時も安心感があります。

自分はモード2の送信機をBetaFPVにお願いしたので、左側のスティックが一番下でとまるようになっています。

送信機の裏側には技適マークと番号がちゃんと入っていました。
FPVゴーグルの外観

シンプルなデザインで形状とか女性の方にうけそうな感じのFPVゴーグル。

FPVゴーグルの左側には充電する時のタイプCのポートと、電源スイッチ、バンドなどを合わせる時のスイッチ類があります。

反対側はこんな感じです。
BETA FPV Cetus Pro FPV Kit ドローン フライトレビュー
箱だしですぐにバインド

箱だしでドローンのバッテリーと送信機を入れただけで、自動バインドですぐに飛ばすことができました(自分の場合は)。たぶん出荷前に自動でバインドできるように設定されているのかと。
周波数は日本で使用できるバンド「F1=5740」で設定されていました。
フライトモードは3種類
フライトモードは全部で3種類です。説明は苦手ですが、かんたんにフライトモードの種類を紹介します。5.8GhzのFPVドローンを飛ばすのが初めての方は、ノーマルモードまたはスポーツモードで飛ばすのがおすすめです。
Normal Mode(ノーマルモード)

ノーマルモードはスティックで調整しないでも自動でホバリングしてくれるモードです。送信機のスロットル側のスティックを半分以上入れることにより、機体が離陸して自動で高度を維持しれくれます。
Amazonなどで販売されている2.4Ghzのトイドローン と呼ばれてるジャンルのドローンはほとんどこの方式を採用しています。MavicなどのDJIのドローンしか飛ばしたことのない人はこのモードで飛ばすと違和感なく飛ばせると思います。
機体を着陸させたい場合は、スロットルを半分いかに落とすと、ゆっくりと地面に着陸する仕組みになっています。
Sport Mode(スポーツモード)

スポーツモードはノーマルモードの高度維持機能がなくなった感じのモードです。
スロットルの位置を調整しながら、「エルロン」「ラダー」(モード2の場合右のスティック)の調整をしないとその場でホバリングしてくれません。5.8GhzのFPVドローンでいうアングルモードがこれにあたります。
せまい室内の場合はスポーツモードが飛ばしやすいです。
Manual Mode(マニュアルモード)

スポーツモードの場合、ジャイロセンサーがきいているので「エルロン」「ラダー」のスティックを戻せば、機体は水平をたもとうとします。
Manual Mode(マニュアルモード)は水平になろうとするセンサーもOFFになっている感じです(うまく説明できずすんません)
なので、エルロンやラダーを入れ続けると機体はくるくるフリップし続けます。かんたんに言えばマニュアルモードはスティックを動かしただけそのまま機体が動く感じです。
BETA FPV Cetus Pro FPV Kit の良いところは箱だしで設定無しでかんたんに飛ばせるところ。
スピードは3段階で設定できます

ドローンのスピードは「SLOW」「MID」「FAST」の3段階で調整できます。送信機のスティックだとSCがスピード調整のレバーになっています。
送信機のレバーについて

送信機のレバーは
SA = Arm(ドローンを飛ばす時、ONにするとペラのアイドリングがはじまります)
SB = 3種類のモードの設定
SC = ドローンのスピード調整(3段階)
SD = ドローンの周波数の変更(デフォルトではF1になっていました。OSD画面でVTX=JPという項目があったので、まだ自分の方では確認していませんがJPにしておけば日本で使用してはいけない周波数に変更できない仕様になっているのかもしれません。もしFPVゴーグルの方でオートスキャンして日本で使用してはいけない周波数の場合はここをカチカチすればバンドの変更ができると思います)
フライトしてみた感想
実際にフライトした時の動画です。感想としてはとても安定しているし飛ばしやすい機体だと思いました。
50mくらいは距離をだしてみましたが、バインド切れもなくいい感じです。
「BETA FPV Cetus Pro FPV Kit」に付属されるFPVゴーグルは録画機能がないので、録画に関しては別のFPVゴーグルでおこなっています。
最後に
5.8GhzFPVドローン初心者におすすめできる商品だと思いました。1つだけイマイチポイントをあげるとするならばFPVゴーグルに録画機能がついていなことくらいです。
気になる方はBetaFPV公式サイトで詳細を確認してみてください。